ウガンダは東アフリカの内陸国で、山と湖のあるサバンナが広がる。白ナイルの源流であるビクトリア湖や、絶滅の危機に瀕するマウンテンゴリラの生息地である霧深いルウェンゾリ山地を有するこの国がイギリスの保護領であった当時、ウィンストン・チャーチルはこの地を「アフリカの真珠」と表現した。
1962年に独立した当時は安定していた政情と国民の暮らしは、ミルトン・オボテやイディ・アミンによる無秩序な政権下で踏みにじられ、80万人もの国民が殺害された。1986年、国民抵抗運動の指導者ヨウェリ・ムセベニが政権を握ると、軍事面、経済面では課題が残されたが、国情は大幅に安定した。1996年5月、ムセベニは独立以来初の普通選挙で大統領に選出され、2001年、2006年にも再選された。
1998年、ウガンダはコンゴ内戦に軍を送り、2003年に最後の部隊を撤退させたが、数万人ものコンゴ人が難民としてウガンダに流入した。ウガンダ北部では「神の抵抗軍」を称する民兵組織がテロ活動を続けており、長年にわたって約2万人の子どもを誘拐しては少年兵に仕立てている。豊かな土壌のため、農園やコーヒー・プランテーションは成功しているものの、一部の地域ではエイズが蔓延し、いまやこれがウガンダ最大の敵かもしれない。
経済主要産業: 砂糖, 醸造, たばこ, 綿花 繊維, セメント
主要農業: コーヒー, 茶, 綿花, たばこ; 牛肉
主要輸出: コーヒー, 魚, 魚加工品, 茶, 金, 綿花