水星の磁場で、磁気の“竜巻”のような現象が初めて観測された。太陽からは絶えず超音速のプラズマの風“太
新たに発表された研究によると、水星の周囲を取り巻くように形成されたこの目に見えない高エネルギー電子によって、地表の物質が水星の希薄な大気中に巻き上げられているという。
一連の発見は、水
太
水星の“磁気竜巻”は、荷電粒子の嵐である太
磁気リコネクションでは、太陽から伸びている磁場線が水
もっとも、磁気リコネクションは地球の周囲でも生じている。水星よりも大気の層が厚い地球では、磁気リコネクションのエネルギーで大気中の原子が発光し、極地でみられる光のショー“オーロラ”となって観測されている。
「だが驚くべきことに、水星で発生している磁気リコネクションは、地球の10倍を超える激しさであることがわかった」と、今回の研究論文の著者でアメリカのメリーランド州にあるNASAゴダード宇宙飛行センターのジェームス・スレイビン氏は語る。
水星は太陽の最も近傍に位置する惑星なので理にかなった話ではあるのだが、同氏によれば、「従来の想定では地球の2~3倍程度と考えられていた」という。
「水星にはオーロラ発生に必要な気体や高密度の大気が存在しない。だから目に見える現象としてはとらえられないのだが、地球と同様、水星の極地周辺の磁場にも、電流が輪を描いている可能性がある」と同氏は話している。
今回の観測では、太
地球をはじめ木星や土星では、高密度な大気と強い磁気シールドが、太
「そして、水
これについて共同研究者でワシントンカーネギー研究所のショーン・ソロモン氏は、「水
Image courtesy NASA/Goddard Space Flight Center/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington, reproduced courtesy Science/AAAS

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