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爬虫類好きの間では外来種の巨大ヘビが人気を博しているが、アメリカ地質調査所(USGS)が新たに発表した研究結果によると、こうした巨大なヘビ9種が野生化するとアメリカの生態系が破壊される恐れがあるという。
9種の中でも特に大きいのが、ビルマニシキヘビ、アミメニシキヘビ、アフリカニシキヘビ、ナタールニシキヘビだ。人間を襲って死に至らしめると言われるが、現実にはそのようなケースはまれで、人命にかかわる危険性は極めて低いという。
これらの巨大種は体長6メートル、重さ90キロを超えることもあり、9種すべてがアメリカに定着する、あるいはその危険性があると考えられている。つまり国内のどこかに生息し、繁殖できるということだ。9種とも成長が早く多産で、好き嫌いなく何でも食べ、さまざまな環境で生き抜くことができる。
巨大ヘビはアフリカ、南ア
いくつかの種の生息域はフロリダ、テキサス両州の一部に限られるが、生息域がもっと広がる危険性のある種もいる。例えばビルマニシキヘビは、ア
自然の中では目立ちにくい模様をしているため、人知れず何万、あるいは何十万もの巨大ヘビがすでにアメ
研究論文によると、野生で見つかる巨大ヘビの大部分は元々ペットで、世話の大変さに手を焼いた飼い主が捨てたか、自ら逃げ出したものだという。飼い主は放した方がペットのためになると思うかもしれない。しかし、ヘビの飼育放棄は北アメリカの多くの生態系にとって死刑宣告も同然だ。
研究に参加したUSGSの動物学者ゴードン・ロッダ氏はこう話す。「母なる自然を思うのなら、どのような状況であれヘビを放してはならない。安楽死させた方がまだいい。一部の種は人間を襲うこともあるが、もっとも傷つけられているのは生態系なのだ」。
さらにリード氏も、「北ア
ゲインズビルにあるフロリダ自然史博物館で爬虫類と両生類を研究するケネス・クリスコ氏も、第三者の視点から次のように述べている。「今回の研究ではあらゆる可能性が調べられている。取り立てて異論を挟むような点は何もない」。
米国魚類野生生物局(FWS)のケン・ウォレン氏によると、巨大ヘビを人間や環境に有害な生物として指定するのも一つの手だという。有害種に指定すれば、ヘビの輸入や州境を越える移送を法律で禁止できる。
ただし、所有や販売までは違法化できない。前出のロッダ氏は、自然に放たれた巨大ヘビが及ぼす生態系の危険を一般に周知させることも重要だと指摘する。「飼育放棄は反社会的な行為だという認識を一般に広めなければならない。友人の飲酒運転を見すごせばモラルに反するのと同じだ」。
Photograph courtesy Lori Oberhofer, National Park Service









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