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ティラノサウルス・レックスの化石から抽出したタンパク質に関する研究によって、長い間仮説のままだった恐竜と現在の鳥との進化におけるつながりが証明された。
今回の研究によってトカゲやそのほかの爬虫類ではなく、鳥が恐竜の最も近い親類であることが分子的に証明された。これまでも骨格の類似性から、恐竜と鳥の間に密接な関係が存在するのではないかと考えられていた。
研究の対象となったのはティラノサウルス・レックスの骨の主なタンパク質構成要素であるコラーゲンのサンプルである。恐竜などの古代生物の化石からタンパク質が抽出できるようになったのは最近のこと。今回のティラノサウルス・レックス研究を率いたハーバード・メディカルスクールのジョン・アサラ氏は「化石のタンパク質のわずかな部分でも一致すれば、進化の関係を明らかにすることは可能だ」と話す。
今回の研究は、2007年に発表された、ティラノサウルス・レックスとマストドンのタンパク質の再現と部分的な分子配列に関する研究を引き継ぐものだ。研究チームはさまざまな技術を駆使して、ティラノサウルス・レックスとマストドンのタンパク質配列を、ダチョウやニワトリ、ワニなど現存する21種の動物のタンパク質配列と比較した。その結果、タンパク質の構成要素である合計89個のアミノ酸を分析することで、恐竜と鳥との関係を立証できたという。
アサラ氏は「恐竜に関する分子データがより幅広く入手できるようになれば、欠落した情報を埋めることができ、身体的特徴に基づく分類で間違いを犯す可能性もなくなるだろう」と語っている。
Image courtesy Science









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