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新しい研究により、虚弱体質の人ほど聴覚が鋭敏化しており、迫りくる危険をいち早く察知できることが判明した。体力のない人ほど、徐々に迫ってくる音が実際よりも近くで鳴っているように聞こえるという。
研究チームがまず、徐々に迫ってくる音が人間の耳にどのように聞こえるのかを調べた。その結果、ほとんどの被験者は個人の体力とは関係なく、近づいてくる音源が実際に自分のところまで到達する前に“到達した”と感じていた。人間が危険を察知して回避できるのは、このような順応性が役立っている可能性がある。
「用心深い人は、その種の遺伝的特徴を親から受け継いでいる」と、アメリカのオハイオ州にあるウースター大学の進化心理学者であり、今回の研究リーダーを務めたジョン・ノイホフ氏は指摘する。
しかし、降りかかってくる脅威を力でねじ伏せるだけの体力がない人や、心臓が弱くて走って逃げることのできない人などは、聴覚に基づく危険察知能力が極度に発達していることがさらに示されたのである。
一般的に男性より体力が劣っているとされる女性も、徐々に迫ってくる音には男性より早く反応することが以前の研究で確認されている。
ノイホフ氏の研究チームは今後、多くの身体特性の中で、どのような特性が備わっていれば脅威にうまく対処できるのかを調べる予定だ。同氏はまた、体力以外に精神も大きな役割を果たしていると考えている。
「不測の事態に対する対応力は多くの要素で決まる。今回、体力がその1つであることが証明されたが、リスクを負う勇気など性格も要素として考えられる」と、ノイホフ氏は解説した。
今回の研究成果は、アメリカのオレゴン州ポートランドで今週開催されるアメ
Photograph by Vincent Ricardel/Getty Images

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