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恒星や銀河が誕生する仕組みの解明に繋がるかもしれないという太古の超大質量ブラックホールのペアが発見された。これはクエーサーと呼ばれる特殊な天体に分類されるもので、これまで確認された中で初めての、ちりの雲に遮られずに観測できる“一点の曇りもない”クエーサーだという。
クエーサーは銀河の中心部に位置し、その質量は巨大な恒星の死滅後にできる恒
アメリカのコロラド州ボルダーにある宇宙科学研究所の天文学者で研究の共著者であるディーン・ハインズ氏によると、ほとんどのクエーサーはビッグバンから10億年以内に誕生したもので、通常はドーナツ型のちりとガスの雲がその周りを取り巻いているため観測が困難だという。
クエーサーJ0005-0006とJ0303-0019の存在は以前から理論的に予言されていたが、ごく最近になってNASAのスピッツァー宇宙望遠鏡の赤外線観測によって実際に存在が確認された。
銀
事実、スピッツァー宇宙望遠鏡はクエーサーのちりの雲を独自の赤外線信号として記録するが、今回発見されたブラックホールからはその信号は見つかっていない。
「この2つのクエーサーにちりが存在しないということは、私たちの理論が破綻していないということだ」とハインズ氏は話す。「初期の宇宙のクエーサーすべてがちりに覆われていたのならば、この理論で説明するのは困難だ」。
この研究は2010年3月18日発行の「Nature」誌に掲載されている。
Illustration by ASA/JPL-Caltech









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