March 8, 2010
神の仕業にも見える写真だ。ベネズエラで起きている深刻な干ばつによって、それまで湖に沈んでいた教会が水面から姿を現した。1985年に建設された水力発電ダムのために水の底に沈んでいたもので、左の写真は2008年、右は2010年2月21日に撮影。
この教会は高さ25メートルで、ウリバンテ・カパロ水力発電所の建設に伴って人工湖が作られたのに伴い、アンデス山脈のふもとの町ポトシとともに湖底に沈んだ。しかし同発電所の稼働率は現在わずか7%にとどまっているとロイター通信は伝えている。
国内の総電力消費量の約68%を水力発電で賄っているベネズエラでは、この教会は今や同国の深刻な電力不足の象徴となっているという。この干ばつを受け、ベネズエラのウゴ・チャベス大統領は2月、電力不足による非常事態を宣言した。
Photographs by Diario La Nacion, Reuters (left) and Jorge Silva, Reuters (right)