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太陽系外で確認されている最も高温な惑星の1つが徐々に主星に“食べられている”という最新の研究が発表された。
2008年に発見された太
最新のデータによると、WASP-12bの大気は主星からの熱で膨張し、一部は宇宙空間に飛び出しているという。
しかし、北京大学の天文学者でこの研究を率いたリ・シューリン氏によると、飛び出した気体は恒
カリフォルニア大学バークレー校の天文学者で太
それに対し、この研究の共著者であるカリフォルニア大学サンタクルーズ校のダグラス・リン氏は、「WASP-12がWASP-12bを“食べる”ことはないだろう。それよりずっと早く、おそらく1000万年以内にはWASP-12bは完全に崩壊しているだろう」と推測する。
木星より質量が大きく恒
これまでに確認されているホット・ジュピターの中でも、WASP-12bは主星から極めて近くに位置するという点で際立っている。しかも、誕生から20億年近く経過したにもかかわらず円軌道に落ち着かず、軌道は異常に長い楕円を描いている。
WASP-12bの軌道がこのように特異であるために、恒
研究の共著者で同じくカリフォルニア大学サンタクルーズ校の天文学者であるジョナサン・フォートニー氏は、その熱が惑星に劇的な影響を与える可能性があると指摘する。例えば木
リ・シューリン氏の研究チームは、気体の一部が惑星から遠く離れたところにまで押し出されているために、その気体が主星の引力に引き込まれ、主星の周囲に輪を形成しているとの説を提唱する。
フォートニー氏は、「その証拠は見つかっていないが、観測を続ければ円盤状のリングは見つかるはずだ」と期待する。研究チームの計算では、この輪は最高で摂氏4000度と極端に高温になるため、赤外線放射が検出できるはずだという。
カリフォルニア大学バークレー校のクヌートソン氏によれば、WASP-12bは、これほど恒
さらに、WASP-12bが特異な軌道を持つということは、この巨大ガス惑星が主星から非常に近い軌道を周回しているにもかかわらず、そのすぐ近くにこの惑星よりも小さな天体が存在する可能性があるということでもある。
主星からこれほど近い距離にある惑星は、もっと真円に近い軌道を周回していることがほとんどだと研究チームは指摘する。しかし、近くを周回する別の天体があれば、その重力が惑星に影響を与え、軌道が変形する可能性がある。
WASP-12bの軌道が楕円であることから、「この惑星系には他の惑星の軌道に影響を与える観測可能な大きさのスーパーアース(巨大地
この研究は2010年2月25日発行の「Nature」誌に掲載されている。
Image courtesy ESA, NASA and Frederic Pont, Geneva University Observatory









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