January 25, 2010
酸欠海域の拡大など生態系に悪影響を及ぼすとされている藻類だが、実はバイオ燃料の生産に寄与する側面を持つ。米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)によると、持続可能なエネルギーの原料として実績のある穀物などと比べ、人工培養した藻からは同じ敷地面積あたり最大30倍もの油を抽出することができるという。
ベローナ財団のフレデリック・ハウゲ氏は、「貴重な農地を使うことはないし、収穫した藻の輸送も容易だ」と説明する。
イラストに描かれているのは、サハラ緑化プロジェクト(Sahara Forest Project)で活用されているフォトバイオリアクター。屋外に設置された浅いプールは海水で満たされており、この中で藻の光合成培養を行う。この後、藻の油(トリグリセリド)は高エネルギーのバイオ燃料として採取されることになる。
Image courtesy Sahara Forest Project