December 4, 2009
死んだクジラの骨に取り付く骨食海洋虫オセダックス(Osedax)属の一種、通称“オセダックス・イエローカラー”(2008年撮影)。4本の冠部は鰓(えら)で、その付け根にある細く黄色い輪から呼吸しているとみられ、名前の由来にもなっている。生息域は水深1000メートル以上の深海だ。
主にクジラの死骸を食料とするオセダックス属が正式に確認されたのは2004年のことだ。その後5年余りの研究で、新たな仲間が見つかっている。
現時点で確認済みのオセダックス属は5種。太平洋と大西洋の水深25~3000メートル付近に生息している。さらに2009年11月には、カリフォルニア州にあるモントレー湾水族館研究所(MBARI)の調査により、モントレー湾沖の海底谷、“モントレーキャニオン”で新種とみられる12種が発見された。写真のイエローカラー・ワームもその1種である。
Photograph courtesy Greg Rouse, MBARI