November 2, 2009
小笠原群島近海で、体長9メートルほどのダイオウイカの死骸の一部をくわえたメスのマッコウクジラが子クジラを従えて泳ぐ様子。2009年10月15日に撮影された“実に驚くべき”写真の内の一枚で、マッコウクジラがダイオウイカを好んで食べることの証拠となる写真が撮影されるのは非常に珍しいという。
ニュージーランドにあるオークランド工科大学でダイオウイカを研究するスティーブ・オシェア氏がナショナルジオグラフィック ニュースに語ったところによると、これらの写真は、細切れにした獲物を使って子クジラに自分で獲物を捕える練習をさせる習性がマッコウクジラにあることも明らかにしている可能性があるという。マッコウクジラの体長は成長すると18メートルに達する。
カメラマンのトニー・ウー氏は撮影時の様子を「Daily Mail」紙の記事で次のように振り返っている。「大人のマッコウクジラ5頭と子クジラ1頭の集団はそろって海中深くもぐっていった。大人のクジラが潜り方と同時にイカの食べ方を子どもに教えているようだった」。
Photograph by Tony Wu, Barcroft/Fame Pictures