October 28, 2009
地球からおよそ102億光年のかなたで青く輝く銀河団「JKCS041」。これまでに発見された銀河団の中で最も遠い位置にあることが判明した。10月22日に公開されたこの画像は、チャンドラX線観測衛星の観測データを基に、ほかの望遠鏡からの光学データや赤外線データを組み合わせて合成したもの。
銀河が互いの重力によって集合体を形成する銀河団は宇宙で最大規模の天体で、JKCS041の直径は1億9000万光年にも及ぶ。JKCS041の姿は、宇宙の年齢が現在のわずか4分の1だったときのものである。宇宙の進化の初期段階を解明する上で、有力な手掛かりとなることは間違いない。
X-ray image courtesy NASA/CXC/INAF, S.Andreon et al; optical and infrared images courtesy DSS, ESO/VLT