July 28, 2009
青色に変色したラットの足と尾。食品色素から作られた治療薬による影響だ。画像ではわからないが、毛皮の下の皮膚組織も同様に青色に変わっている。2009年7月に発表された研究によると、脊髄損傷を起こしたラットにブリリアントブルーGという色素を損傷後4時間以内に投与すれば、二次障害の炎症を抑えることが可能となり、永久的な麻痺を回避できるという。
この治療を受けたネズミは膀胱(ぼうこう)の制御機能についても改善がみられるという。人間でも、脊髄を損傷すると膀胱機能傷害が問題となるので、この面でも大きな進展が期待できる。「得られるものどれも役に立つ」とネーデルガード氏は話している。
Photograph courtesy Takahiro Takano