July 17, 2009
ニール・アームストロングが人類として初めて月面の土を踏んでから40年、アポロ11号の月面着陸には、いまだに手の込んだでっちあげではないかという陰謀説が数多くささやかれている。しかし、当時の画像を検証してみればその疑いは晴れる。専門家らの意見のとおり、よく知られた陰謀説の中には単純に筋の通らないものがいくつもある。
例えば着陸後の場面で、風のない月面でアメリカ国旗が“風に揺れている”ように見えるというものがある。
この疑惑の真相について、ワシントンD.C.にある国立航空宇宙博物館の宇宙飛行史学者ロジャー・ローニアス氏は次のように解説する。「旗が揺れているように見えるのは、宇宙飛行士の手で月面に立てられたときの動きが、慣性の法則によって持続しているだけだ」。
しかも、宇宙飛行士が旗を月面に立てる際に、旗を支える横棒を何度か曲げている。画像で旗が波打っているように見えるのは、単にこの行為の結果にすぎないのである。
Photograph courtesy NASA