July 1, 2009
大型ハドロン衝突型加速器のお手本のような現象が撮影された。写真はチャンドラX線観測衛星のX線と可視光線による最新の撮影でとらえられたもので、超新星残骸RCW 86から放たれる衝撃波(2009年6月26日公開)。こうした衝撃波は、周辺に存在する粒子の運動を大幅に加速させる役割を果たす。
写真の衝撃波は高速であるにもかかわらず、そのエネルギーによって周囲のガスが加熱されている度合いは想定を下回っていると科学者らは述べている。加熱にまわされない分のエネルギーが周辺の粒子に力を与え、光速に近いスピードで宇宙空間へと飛び散らせていることが、この画像から示唆されている。
Optical image courtesy ESO/E. Helder; x-ray image courtesy NASA/CXC/Univ. of Utrecht/J.Vink et al.