June 17, 2009
通常とはまったく異なる構造をもった超新星残骸「SNR 0104」。この超新星残骸の内部物質は、白色矮星の爆発で形成されたものとみられている。しかし、チャンドラX線観測衛星でX線や赤外線を観測した結果、白色矮星の爆発後に形成されたとは到底考えられない形状をしていることがわかった。通常の超新星残骸は円弧を描くような形をしているのに対し、「SNR 0104」の形状は非対称なのだ。
これはかつて爆発時に放出された鉄のジェット噴流によるものか、あるいは付近を漂うガスの固まりと相互作用した結果と考えられている。研究者たちは今後の調査によってこの謎を解明できるだろうと期待している。
X-ray image courtesy NASA/CXC/Penn State/S.Park & J.Lee; IR image courtesy NASA/JPL-Caltech