June 1, 2009
初めての宇宙ミッションを前に、1950年代のNASAの生物用宇宙カプセルから顔をのぞかせるメスのリスザル“ベイカー”。今から50年前にあたる1959年5月28日、メスのアカゲザル“エイブル”と共にジュピターAM-18ロケットで宇宙へ打ち上げられた。
2匹のサルは15分間の飛行の後、地球に帰還。宇宙旅行から初めて生還した霊長類となった。その後、“ベイカー”はアラバマ州ハンツビルにあるアメリカ宇宙ロケットセンターで余生を過ごし、“ミス・ベイカー”の愛称で親しまれたが、1984年に腎不全のため27年の長い一生を終えた。
“ベイカー”達の10年前、初めて宇宙に送られたサルがいた。“アルバートII世”というオスのアカゲザルで、大戦中にドイツが開発したV2ロケットに搭乗させられた彼は、地上への帰還の際、着陸の衝撃で落命している。
Photograph courtesy NASA