May 7, 2009
アメリカ国立科学財団(NSF)は5日、グアム島に近い北マリアナ諸島にある海底火山“NW Rota-1”で、2004年に初めて噴火が確認されて以来、現在も溶岩や溶融硫黄が噴出していると発表した(写真は2009年4月に撮影されたもの)。2008年からは付近に設置した水中マイクでの観測が続けられているが、火山の活動音は絶えることがなく、2009年4月の調査では爆発も確認されている。
オレゴン州立大学の火山学者で、調査プロジェクトのリーダーを務めるビル・チャドウィック氏によれば、この海底火山は2006年から2009年の間に、高さ40メートル、幅300メートル成長したという。この高さは12階建てのビルほどで、幅は街区1ブロック分に相当する。
「このように長期間絶え間なく活動を続ける火山は、陸上の火山を含めてもほとんど例がない。これまでは火山活動のさまざまなプロセスを直接観測することができなかったが、それを詳しく調査する絶好のチャンスだ」とチャドウィック氏は話している。
Photograph courtesy WHOI