April 8, 2009
近傍銀河の空間分布を最も詳細に表した図。地球から銀河の見える方向、すなわち天球面上の銀河の位置をひとつずつ決めていく銀河サーベイ観測によって、天文学者らは可視・不可視両方の物質の分布の様子を明らかにしていく。
観測の結果、近傍宇宙では銀河が10万個以上存在することがわかった。上の図はコンピューターシミュレーションの結果得られたもの。銀河は点で表されている。
「この図は例えば、アフリカの大平原にいるヌーを上空から撮影したスナップ写真のようなものだ。ヌーの群れが水を求めてどこへ向かい、どれぐらいの速さで移動しているのかがわかる」と、研究を率いたアングロ・オーストラリアン天文台(AAO)のヒース・ジョーンズ氏は声明で述べた。判明した銀河の移動速度と方向を手掛かりに、研究者らは物質の分布を示す重力地図を作成できる。
Image courtesy Chris Fluke, Centre for Astrophysics and Supercomputing, Swinburne University of Technology