March 27, 2009
世界最小クラスのカエルの新種が、世界最大の山脈の中で見つかった。
カエルが発見されたのは、南米ペルーを貫くアンデス山脈南部の県都クスコにほど近いコスキパタ渓谷(Cosqipata Valley)上流だ。高度3025~3190メートルに広がる雲霧林の落ち葉の中で、硬貨ほどの大きさの生物が潜むのを研究チームは見逃さなかった。調査の結果、ノブレルラ(Noblella)属の新種のカエルであることが判明した。
今回の新種で最も特徴的な部分は、やはりその大きさ(小ささ)であるという。メスは成長しても最大で体長12.4ミリ、オスは11ミリほどにしかならない。今回の最新研究は、「Copeia」誌2月号に掲載されている。
研究チームの一員で、カリフォルニア大学バークレー校の博士課程大学院生アレッサンドロ・カテナッツィ氏は、「特に驚いたのは、これほど小さなカエルがこのような高地で生息していたことだ」と話す。通常は、高度が増すにつれて動物の体も大きくなるといわれている。
Photograph courtesy Alessandro Catenazzi