February 25, 2009
2009年2月23日に公開されたデメニギスの写真。頭部正面に付いた2つの小さな点は眼ではなく嗅覚器である。
灰色がかった円筒部分が眼(管状眼)で、その上にドーム状の緑色の膜がかぶさっている。膜には光フィルターの役割があるようだ。この写真では、眼は上を向いている。深海の暗闇で生きるデメニギスが上を通る獲物を狙っているらしい。
管状眼が垂直に起立しているため、「真っすぐ上だけ見ているようにみえる」とモントレー湾水族館研究所(MBARI)の海洋技術者キム・ライザンビッヒラー氏は言う。だが、遠隔操作無人探査機(ROV)を用いて深海で泳ぐデメニギスを観察し、さらに1匹を水族館へ持ち帰って研究した結果、デメニギスの眼は回転することがわかった。その様子はバードウォッチャーが双眼鏡をあちこちに向けている姿に似ているという。
Photograph courtesy Monterey Bay Aquarium Research Institute