February 13, 2009
ニュージーランド、テカポ。満天の星が覆いつくす夜空の下、暖かな黄色の光を放っているのがテカポの町だ。この町では街灯にナトリウムランプを採用して光害を軽減する取り組みが行われている。
2009年2月9日に公開されたこの写真には、テカポから見える豊かな宇宙が鮮明に写し出されている。住民たちはこの環境がユネスコ世界遺産に登録されるよう願っており、実現すれば星空の景観として初の快挙となる。
AP通信によると、夜空を明るく照らす夜間照明の増加により、世界人口のおよそ2割、アメリカ国民の3分の2以上の人々がいま住んでいる場所から天の川を見ることができないという。
“ダークスカイ”と呼ばれるこの取り組みは本来、マウント・ジョン天文台の観測環境を保護するために始まった。いまではテカポの星空を目当てにたくさんの天文ファンが訪れるようになり、“夜空を世界自然遺産に”という願いも天に届く日が近いようだ。
Photograph by Martin Hunter/AP