Holly Morris
for National Geographic News
December 18, 2008
モロッコ南東部のサハラ砂漠で新種の可能性がある竜脚類(イラスト)と翼竜の化石が見つかった。両方とも約1億年前の白亜紀に生息していた先史時代の生物である。
調査チームは山々や砂嵐を乗り越え8000キロを旅して現地にたどり着き、竜脚類の長さ1メートルに及ぶ骨(写真)を掘り出した。その骨から判断して、この首の長い草食恐竜の体長は約20メートルだったと考えられる。
「現地調査の初期段階から、新種が見つかることをほぼ確信していた」と、調査チームのリーダーで、アイルランド国立大学のユニバーシティ・カレッジ・ダブリンに在籍するニザール・イブラヒム氏は述べている。
翼竜の化石は、そのくちばしの一部と見られる大きなものだった。「空飛ぶ爬虫類である翼竜の化石は、たいてい歯か骨の欠片ぐらいしか期待できない。遠いモロッコまで旅してきたが、待っていたのは素晴らしい結果だった。しかも新種と判断するのに十分なサイズだ」とイブラヒム氏は話している。
Illustration by Dr Mark Witton/Mike Taylor, Photograph courtesy University of Portsmouth