落雷による死亡者は全世界で毎年、2000人にも上る。そのほかにも何百人もの人たちが、死には至らなかったものの、落雷被害にあっている。被害者の多くは、長期間にわたり衰弱性の症状に苦しむ。雷雨を避け、落雷被害に遭う確率を下げる方法をいくつか紹介しよう。
落雷から身を守るための安全対策
- 屋外にいるときに稲妻や雷が発生した場合、車や建物の中に避難する。
- 屋内にいるときに稲妻や雷が発生した場合は、入浴やシャワー、食器洗いなど水を使用した家事は控える。また固定電話機やテレビをはじめとする家庭用電化製品の使用も避けたほうがよい。
- 稲妻や雷が収まっても、その後30分間は屋内に待機しよう。嵐の中心部から16キロも離れた場所で、落雷被害に遭うこともある。
- 周囲に建物や車などが何もない場所で雷が発生した場合、川や湖などの水辺や、木などの背の高い物体には近づかない。低地やくぼ地に移動し、できるだけ身を低くかがめた姿勢を取る。ただし、地面に横たわってはいけない。雷は地面を伝わることもあり、事実、落雷被害の多くは、雷の電光ではなく、地面から伝わる電流によるものである。