プロトスフィラエナは、白亜紀後期の海に生息した中型の捕食性の魚で、逃げる獲物を突き刺すための長い鼻と、刃のような歯を持っていた。さらに、のこぎり刃のようにギザギザのエッジが付いた長い胸ビレを持っていた。この胸ビレの正確な目的は明らかでないが、プロトスフィラエナがたくさんの武器で武装していたことは間違いない。
成体のプロトスフィラエナでも体長が平均2〜3メートルだったので、11メートル以上にも成長するモササウルスとプレシオサウルスに支配されていたその時代の海洋では、それほど大きな生き物ではなかっただろう。
プロトスフィラエナの完全な骨格はあまり見つかっていない。おそらく腐食性動物に食べ尽くされたか、死体が腐敗しながら漂流してバラバラになったと考えられる。ほかの白亜紀後期の海の怪物と同様、プロトスフィラエナはおそらく6500万年前に絶滅した。