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モノニクス・オレクラヌス
Mononykus olecranus

モノニクス・オレクラヌス
モノニクス・オレクラヌス
Image © National Geographic Society

プロフィール

 モノニクス・オレクラヌスは、一般の恐竜の分類項目に当てはめることのできない、専門家泣かせのかなり奇妙な恐竜だ。モノニクスの最大の特徴は、発育の遅れたような短い前肢で、各前肢にはたった1本の指とかぎ爪しかついていない。このことから、モノニクスの習性についてさまざまな仮説が立てられた。

 小さな腕の向きから考えると、手で獲物を捕まえたり、巣穴を掘ったりすることはできそうにない。ならば昆虫の巣に手を突っ込んだり、消化を助けるために植物を引き裂いたりすることに使われていたのかもしれない。

 この奇妙な腕は、現代のアリクイやセンザンコウがするように、巣の中のアリを引っかけ、引っ張り出すのに使われたと考える専門家もいる。これらの動物もまた、ただ1本の指と細長いかぎ爪を特徴としているからだ。しかし、ほとんどが草食か獰猛な肉食のどちらかに分類される恐竜の中では、これはかなり珍しい習性だと言える。

 さらに、モノニクスは鳥に似た恐竜ではなく、古代の飛べない鳥類であったと考える研究者もいる。その理由は、胸骨まで延びる竜骨突起が、多くの鳥に見られるものと一致するからだ。


早わかり

分類: 先史時代の生物
保護状態: 絶滅
食性: 肉食
体長: 1 メートル
成人男性(180cm)との比較:
比較画像

その他の先史時代の生物

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