この淡水生で肉食の爬虫類は、最早期のアリゲーターの一種として知られている。ブラキチャンプサ・モンタナの化石は、アメリカのモンタナ州にある白亜紀の末期に形成された地層群、ヘルクリーク累層で最初に発見された。それは約6500万年前に起こった白亜紀から第三紀にかけての生物の大量絶滅に近い時代に生息していた個体の化石だった。
最初のワニの祖先はおよそ2億4500万年前から進化し、約8000万年前の白亜紀にはワニ目が現れた。ワニ目には、クロコダイルやカイマンだけでなく、ブラキチャンプサ・モンタナなど、アリゲーターの仲間も含まれる。
ワニの祖先の多くは、白亜紀から第三紀の大量絶滅を生き延びた。しかし、他の種が絶滅したこの時期にワニの祖先が生き延びた理由は明らかにされていない。
ブラキチャンプサ・モンタナの短い歯と大きな口は現代のワニのものよりも強力だった。口の特徴から、ブラキチャンプサ・モンタナはヘルクリーク累層でよく見つかるカメを食べていたと考えられる。
現代のアリゲーターはその祖先と非常に近く、その姿は8000万年前の祖先と似ている。