シマウマほど見分けやすい特徴を持つ動物はほかにいない。3種類のシマウマのそれぞれが、その種類に共通する模様を持っているが、そのしまは指紋のように独特のものであり、同じものは2つとしてない。
ところで、シマウマにはなぜしま模様があるのだろう? その理由は明確になっていないが、擬態効果としての実用性を主張する説が多い。その模様は、シマウマを狙う捕食動物が走行する群れの中から1頭だけを特定することを困難にし、夜明けや夕方には、その距離感を狂わせる。あるいは、昆虫の接近を防ぐことや天然の日除けとして役立ったり、しま模様はその唯一性によって、シマウマがお互いを見分ける手段となっているのかもしれない。
また、シマウマは、群れで生活する社会的な動物だ。主に草を食べ、互いに身づくろいし合ったりもする。彼らは常にライオンやハイエナを警戒していなければならず、群れの仲間同士で危険に注意を払っている。1頭が攻撃されると、その家族が駆けつけて傷ついたシマウマを囲み、敵を追い払う。