スカンクは敵を撃退するために、強烈な臭いを発射することで有名である。この臭いは簡単には消えない。臭いのもとは大きな尾の下にある肛門腺で作られた油性の液体である。この悪臭の爆弾を使うとき、スカンクは後ろを向き、くさい分泌液を敵に向けて噴霧する。この分泌液は3メートルも遠くに飛ぶ。
スカンクに分泌液をかけられても実害はないが、不快感を覚えるのは間違いない。その悪臭は何日も残り、何をしても消し去ることができない。防衛手段としてこの悪臭は非常に効果的である。これがなければスカンクは大型の動物の格好の餌食になっていたはずだが、悪臭のために大型の動物は好んで彼らを獲物にはしないのだ。
スカンクにはいろいろな種類がある。大きさもそれぞれ異なり、柄もしま模様、まだら、渦巻き模様などである。しかし、どの種類も鮮やかな白黒で簡単に目に付きやすく、刺激臭を発することを敵に警告しているようにも見える。
スカンクは普通、ほかの動物が作った巣をすみかにするが、木のくぼみや放置された建物に住むこともある。寒い地域では、一部のスカンクは最も寒い数週間を冬眠して暮らす。メスは毎年2〜10匹出産する。
スカンクは雑食性で、さまざまなものを食べる。捕食活動を行うのは夜で、果物や植物、昆虫、幼虫、ミミズ、卵、爬虫類、小型の哺乳類、そして魚も食べる。ほぼすべてのスカンクが南北アメリカに生息するが、最近になってアジアのスカンクアナグマがスカンクの仲間に加わった。