大きさがイエネコの2倍ほどのオセロットは、美しい斑点模様の毛皮をまとった優雅な動物だ。このネコ科の動物は大部分が夜行性で、鋭い視覚と聴覚を用いてウサギやネズミ、イグアナ、魚、カエルを捕食する。木に登ってサルや鳥に忍び寄ることもある。ほかの多くのネコ科動物とは違って水を嫌わず泳ぎがうまい。
ネコ科のほかの動物と同様に肉食である。獲物を仕留める鋭いキバと、ハサミのように肉を切り裂く奥歯を持つ。しかし、かみ砕くための歯がなく、エサを切り裂いて塊のまま飲み込む。ざらざらした舌で最後の肉片まで骨をきれいになめとる。
多くは南アメリカの熱帯雨林の葉が茂った林をすみかとするが、草原にも生息し、北はテキサス州まで見かけられる。人間の居住環境にも適応しており、村などの近辺に姿を現すこともある。1度に2〜3匹の毛色の濃い子を産む。北部では出産は秋だが、熱帯気候の地域では繁殖期は定まっていない。
オセロットはその美しい毛皮のために捕獲されてきた。テキサス州を含む多くの地域でほとんど姿を消してしまい、絶滅が危惧されている。アメリカ合衆国をはじめ、ほとんどの国で保護動物とされている。