ライオンタマリンの名前は、頭部を囲むふさふさした見事なたてがみがライオンに似ていることに由来している。ゴールデンライオンタマリンは、豊かな金色の体毛が、非常に魅力的な黒い顔と小さな体としっぽを包んでいる。4種のライオンタマリンの中で最も美しい種と言えるだろう。この珍しい霊長類は、名前とは異なり、どんなネコ科動物よりも近縁のサルたちとの共通点が多いのである。
彼らは社会的な家族集団で暮らしており、オスは子育てを手伝い、食事の合間に子を背負って移動する。子はたいてい2匹生まれる。生活の場は主に樹上である。夜間は木の洞で眠り、昼間は枝から枝へと移動しながらエサを探す。長い指が、樹上での活動やエサを捕るのに役立つ。
ゴールデンライオンタマリンは、彼らの生活圏である森林の減少とともに絶滅の危機に瀕している。ブラジルの大西洋岸の熱帯雨林は林業や農業、工業の拡大により失われつつあり、それに伴ってゴールデンライオンタマリンも消滅の危機に直面しているのだ。