カンムリキツツキは北アメリカの大部分で一般的に見られる最大のキツツキだ。カラスほどの大きさで、しま模様の頭と首を持ち、長いクチバシと独特の赤いトサカが印象的な鳥である。
カンムリキツツキは木に長方形の穴をあけて好みのエサである大アリを捕る。この穴は非常に大きい場合もあるので、小さな木であれば弱らせてしまい、時には木が折れてしまうことさえある。また、虫を求めるほかの鳥が、しばしばその大きな穴に集まってくる。
主要なエサであるアリとカブトムシの幼虫がいる限り、針葉樹であろうと落葉樹であろうと区別なく穴をあける。ときおり樹皮を細長く剥ぎ取ってこれらのご馳走を探すこともある。また、地上でもエサを探し、果物や木の実などで食料を補う。
彼らが木に穴をあけるときの音はハンマーの音に似ていて、かなり遠くまで聞こえる。また、つがいとなる相手を引き付け、縄張りの境界を知らせるためにもそのような音を立てる。つがいは縄張りを確立し、一年中そこで暮らす。
キツツキは巣作りのために大きく古い木を選び、その木の穴に住む。北アメリカ東部では、森が組織的に伐採された19世紀から20世紀にかけてその生息地が減少した。ここ数十年で多くの森林が再生したので、キツツキ種はそうした再生とともに増加した。この鳥は森の変化に適応できることを実証したのである。