フウチョウ科の仲間は36種以上存在し、ゴクラクチョウとして広く知られている。ほとんどが目立つ色合いと、黄、青、紺、そして緑の華やかな羽毛で見分けられる。これらの色から、彼らは世界で最も魅力的な鳥の一種として知られている。オスはしばしば鮮やかな羽毛状の襟や、針金や吹き流しのような驚くほど細長い羽を見せびらかす。ふさふさとした頭部の羽毛や、胸部の盾形や鶏冠のような独特の飾りを持つ種もいる。
オスはメスを誘うときにはその明るい色合いと独特の飾りを上手に使う。オスの精妙なダンス、ポーズなどの儀式がその姿を際立たせ、メスと、幸運にも周囲に居合わせた人間たちに見事なショーを披露する。そうした行動は数時間も続き、多くの種のオスたちはかなりの時間をこのような行動に費やす。
ゴクラクチョウはパプアニューギニアやその周辺の島々で見られる。フウチョウ属やウロコフウチョウ属の種はオーストラリアにもいる。ゴクラクチョウは極めて魅力的な外観であることから狩猟の標的となり、数種が大量に殺された。
なお、カラフルな花にもこれらの鳥にちなんだ名が付けられている。南アフリカのゴクラクチョウ花(ストレリチア・レギナエ)はバナナ科の仲間であり、ゴクラクチョウが飛ぶ姿に似た美しい花を咲かせるという。